NGT48単独コンサート雑感
2017年の「リクエストアワーセットリストベスト100」で第1位を獲得したNGT48「Maxとき315号」。その2日前におこなわれたNGT48初の単独コンサート「Maxときめかせちゃっていいですか?」の本篇は、曲名にもなった上越新幹線・Maxとき315号の東京から新潟までの乗車時間、2時間7分で構成されました。
新潟から東京、ではなくあくまで東京から新潟。自明のことすぎるから語られていないのかもしれませんが、この違いは非常に大きいのではないかと個人的には感じます。目的地が新潟ということで、ちゃんとホームタウンを向いているよ、という無言のアピールにもなるからです。こうして書いているとあたりまえすぎると思うくらいにはあたりまえではありますが。
というわけで、ひさしぶりに備忘の意味を込めてNGT48単独コンサートについて書き残しておこうかと。ここから後は特に大したことを書きません。ただの感想。ちなみに書き手は高倉萌香さんを応援しています。
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高倉さんをフィーチュアした映像がやっぱり嬉しかったです。Maxとき315号を演出の軸においたコンサートなので、新撮の映像を流すならばそれは主人公は高倉萌香だろう、とは思っていましたが、なにぶん応援している立場なので冷静には考えられない、というか。基本的に応援しているメンバーは公演で観たいひとなのですが、この日はひさしぶりにパフォーマンスする姿を観るため、少しテンションがあがっていたことを思い出します。
初めて僕が観た曲で嬉しかったのは「LOVE修行」「走れ!ペンギン」「最終ベルが鳴る」あたり。別格で思い入れがある「明日は明日の君が生まれる」に高倉さんが入っていたのを確認した瞬間は泣きそうになったなあ。ちなみに高倉さんがセンターを務めた「サイレントマジョリティー」については、あまり考えないようにしていますし、もうなんなら忘れたい。頑張った彼女をたたえたいですが、客観視はしないほうが良さそうです。そしてそしてラストの「Maxとき315号」→新撮映像の流れはやっぱりテンションが上がる自分を再確認しました。素敵なコンサートだったと思います。
最後にようやく、本当にようやくといってもいいくらいのデビューシングルの発売日、そしてセンターの発表が。妥当なセレクトだとは思うけど、加藤美南さんの心境や如何に。そして僕の応援する高倉萌香さんはかとみなよりもあっさり諦める選択肢を選んでしまいそうな風情があると思っており、その点のみ心配です。周囲のサポートを期待したいところで、杞憂に終わりますように。
すべてひっくるめると、すばらしいコンサートでした。
■セットリスト
01:Maxとき315号*新振り付け
(上野駅)
02:前しか向かねえ
03:君と虹と太陽と
04:2人乗りの自転車
05:NGT参上!
(大宮駅)
06:サイレントマジョリティー
07:NGT48(NIII)
08:LOVE修行(研究生)
(高崎駅)
09:わる姫(中井りか)
10:風は吹いている(本間日陽、小熊倫実、日下部愛菜、清司麗菜、中村歩加、奈良未遥、西村菜那子、長谷川玲奈、山田野絵)
11:てもでもの涙(菅原りこ、山口真帆)
12:ほねほねワルツ(高倉萌香、佐藤杏樹、太野彩香、村雲颯香)
13:愛しさのアクセル(加藤美南)
14:となりのバナナ(柏木由紀、北原里英)
15:明日は明日の君が生まれる(荻野由佳、小熊倫実、加藤美南、高倉萌香、中井りか、西潟茉莉奈、本間日陽)
(上毛高原駅)
16:PARTYが始まるよ(NIII)
17:10年桜
18:君はどこにいる?
(越後湯沢駅)
19:初日(NIII)
20:帰郷(柏木由紀、加藤美南、北原里英)
21:ナギイチ(NIII)
(浦佐駅)
22:走れ!ペンギン(NIII)
(長岡駅)
23:不器用太陽(研究生)
24:永遠プレッシャー(NIII)
25:君はメロディー
(燕三条駅)
26:最終ベルが鳴る
27:大声ダイヤモンド
28:君のことが好きだから
29:未来の扉
[アンコール]
小熊倫実太鼓パフォーマンスから
En1:佐渡へ渡る(最初NIII、最後に全員出演)
En2:Maxとき315号