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第4回アイドル楽曲大賞2015に投票しました。

第4回アイドル楽曲大賞2015に投票しました。
以下に備忘のため、まとめておきます。


■メジャーアイドル楽曲部門
1位
アイドルネッサンス「You」
イントロが鳴り響いたときの衝撃は忘れられません。ああ、これか、これをアイドルネッサンスはやりたかったのか、という勝手に腑に落ちた感覚。「夏の決心」もすばらしかったんだけど、今年主観に即して一曲選ぶならこれ。今年は僕にとって、アイドルネッサンスを遅ればせながら認識した年だったんだなあ、と。そしてこの一年、ずっとこの曲を聴いていました。それは、間違いない。

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2位
Negicco「ねぇバーディア」
「圧倒的なスタイル」という金字塔があるわけだけど、それに匹敵するくらいのアンセムになりうる曲だと思っています。ラブソングであり、野音という一大イベントに向けてNegiccoがファンに「会いに行く」曲であり、一方では池ちゃんが各所に仕込んだあからさまなネタをおもしろがれる曲なんだけど、僕の場合、いまでは大好きなアイドルに会いに行くときにヘッドホンから流れる曲になっているわけです。今日もまた、あなたに、あなたに、会いに行きます。

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3位
チームしゃちほこ「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」
今年は咲良菜緒という存在に心を鷲掴みにされた一年でもありました。なんといってもソロ「ベイビーミソカツ」という超傑作があるんですが、まだしゃちほこあっての菜緒ちゃんだな、という思いから。とはいえこの曲の落ちサビを歌う菜緒ちゃんはものすごく格好いい。もちろん曲としても最高。ベクトルをいろいろな方向に振り切った『いいじゃないか』のなかで、しゃちほこ流ど真ん中を狙った曲だと思う。(追記。ちなみに咲良菜緒ちゃんの色は青です)

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4位
Dorothy Little Happy「Singing」
すごく可愛くて、歌う喜びに満ち溢れた曲だな、っていうのが最初の印象です。まりちゃんの囁くような、でも伸びのある声質がすごく合っているように思えました。しかし……大げさなことを言うと、もう涙なくして聴けない曲になってしまった。僕らの願いが叶うような「あいのうた」、ずっと聴いていたかったんだけどなあ……誰に届くわけでもないんだけど、素敵な時間をありがとう。楽しかった。本当に、ありがとう。

(動画を探したんだけどこれといってなかった……ように思う。まあミニアルバムの中の1曲だし仕方ないかな)

5位
SKE48「前のめり」
今年の(勝手に決めている)48枠はこれしかなかった。ずっと陰日向にSKE48を引っ張って支えてきた松井玲奈の卒業にあたっては、さすがの秋元康も超名曲をアサインするしかなかったんだな……と都合よく解釈したくなるくらい、ともかく名曲、そして名曲。歌詞も近年稀に見るほど絶品……は言い過ぎにせよ、かなり好き。

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■インディーズ/地方アイドル楽曲部門

1位
RYUTist「Bitter With The Sweet」
全部RYUTistでもいいんだけど、それだとおもしろくないので、今回の投票のなかでいちばんの苦行を自分に強いてみた次第。結果、「それは別の一日」と争った結果、この曲になりました。一種の神々しさを感じた……とまで言うと褒め過ぎかもしれないんだけど、これまでに聴いたことのある、そしてアルバムに収録されていた他の曲と比べても、ちょっと毛色の違う感じが強く引っかかったからかもしれない。

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2位
星野みちる「行きたい方へ」
元48系のOGでもっとも音楽的に幸福なのは星野みちるかもしれないな、と思っています。今年リリースした傑作『YOU LOVE ME』のなかでもひときわ耳を惹いた曲でした。星野みちるの作詞・作曲なんだよね、これ。のちにライブで聴いた印象があいまって、個人的にかけがえのない一曲になってくれました。たぶんAKB48を卒業してからの歩み、確かな足跡が自信となってあらわれた佳曲なんだと思っています。

3位
BiSH「サラバかな」
BiSHはどこかに入れておきたくて。BiSもあらかたリアルタイムで経験してきた人間なのですが、個人的にはBiSよりも好き。かつてあったような無軌道な感じは少なくなったんだけど、その分大人たちの(メンバーにも大人はいるけど)やりたいことがストレートに出てきているような気がする。先日公開された「AYNIL」もめちゃくちゃいい曲だと思うんだけど、とりあえずいちばん好きなのはこの曲だった。

4位
つりビット「レモン海岸」
日比谷野外小音楽堂でのフリーライブのときにはじめて聴いたのかな。すごくこれまでのつりビットと違うな、と思った記憶があります。実際あのライブの前後から、つりビットはひときわ輝きはじめたような気がする。また緩やかにでも追いかけよう、と思わせてくれた曲として、忘れられないのです。

5位
Faint★Star「Hurly-Burly」
アルバムの発売まで、意識的に音源をシャットアウトしていたんです。そしてようやく入手して早速聴いたわけですが、冒頭におかれたこの曲が、PS2U→PL4Eへの架け橋となってくれました。めくるめく至福の音体験をありがとう。そしてhinaちゃん、おかえりなさい。

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■アルバム部門
1位
RYUTistRYUTist HOME LIVE』
正直周囲のあまりの評判の高さに、懐疑的になっていましたが、アルバムを聴いてびっくり。たぶんみんなが褒めちぎるだろうから、あまり言葉を尽くして褒めることはしないでおきます。とはいえHOME LIVE、ものすごく観に行きたくなっています。単独で遠征してもいいくらいには。

(4thシングルのカップリングを。こちらがより好みでした)

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2位
私立恵比寿中学『金八』
突出した「この1曲」は個人的にはなかったんだけど、総体としては結果的に、今年もっともよく聴いたアルバムになりました。非シングル曲の質の高さが本当に嬉しくて、「フユコイ」(またこの曲が似合う季節がきた!)→「PLAYBACK」→「幸せの貼り紙はいつも背中に」の流れはいつ聴いても最高。『中人』から全体的に進化しまくった黄金の八人が、ゴールデンタイムの八時に大きな階段を降りてくるのを見られたことも今年の思い出のひとつ!

(「幸せの貼り紙はいつも背中に」。これ白眉だと思う)

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3位
さくら学院さくら学院 2014年度 ~君に届け~』
いくらBABYMETALが世界的なグループになろうとも、さくら学院なくしてあの三人の現在はなかった。そんなことにこだわる自分は最高にダサいと思うんだけど、こればかりは仕方ないな、とやや諦めている。菊地最愛水野由結のふたりがついに卒業した今年、残してくれたアルバムはだから僕の中では輝きを増すばかりだ。


■推し箱部門
アイドルネッサンス

少し自分のなかでの熱は冷めてきた部分がありますが、コンセプト的には変わらず、いちばんおもしろいことをやっていると思います。ただ事務所の財産をやみくもに活用する、というだけではここまでの展開は望めなかったのでは。7人→6人へと形態が変わった年でもあったんですが、彼女たちに合う曲を愛情を持って、かつ絶妙なバランス感覚で大人たちがピックアップし、「名曲ルネッサンス=カバー」という形で続けてきた結果がいまなのだと感じる次第。なんだかんだ書きましたが、とりあえず石野理子が大好きだ。

といった感じです。